ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響などで小麦価格の高騰が続くなか、「うどんのまち」として知られる埼玉県加須市のうどん店からは不安の声があがっています。
加須市は市の条例で「うどんの日」を定めるなどうどんによるまちおこしに取り組んでいます。
地元のうどん店でつくる「加須手打うどん会」によりますと原材料の小麦粉の仕入れ価格は、去年１２月におよそ１０％上がったうえ、仕入れ先からことし７月と１２月にさらに値上げする予定だと伝えられているということです。
ウクライナへの軍事侵攻の影響などで、この先、小麦粉の仕入れ価格がどれだけ上がるのか見通せず、不安を抱えている店も少なくないということです。
「加須手打うどん会」の中村賢司会長は「小麦粉だけでなく食用油などいろんなものが値上げされ経営はとても厳しい。ウクライナの情勢で先が見通せず、新型コロナウイルスもどうなるか分からず本当に不安です」と話していました。
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March 17, 2022 at 01:58AM
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