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30日の東京株式相場は続落。欧米での新型コロナの再拡大に対する警戒が根強く、米大統領選を来週に控えて投資家はポジションを傾けにくい。オリエンタルランドや京セラなど決算失望銘柄が重しとなっている一方で、アドバンテストやファナックなど業績見通しを引き上げた銘柄への評価は高まり買いを集めている。
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〈きょうのポイント〉
松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、「短期的には欧米での新型コロナ拡大による世界経済悪化が日本株を押し下げる要因」と話す。来週の米大統領選挙前に日本市場は11月3日が休場となる。4日は投票開票で直影響受けることになるので、「投資家がポジション整理を今日と月曜中にやる動きが出ている」とみる。
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは、「このところ日本株は米国株と比べて相対的に底堅い」と話す。欧米でのコロナ第2波が世界景気に及ぼす影響への警戒はあるが、アジアでは感染者が抑制され日本の企業業績の底入れ感への期待もあるとしている。米大統領選前のリスク回避でグローバルの投資家がアジアに資金をヘッジ的に動かしていることからも、日本株が大きく崩れることはないとみる。
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