2回目の緊急事態宣言が出て初めての土曜日の夜となった9日夜、都内の主な繁華街の人出はいずれも先月の休日より減りましたが、去年の1回目の宣言時の2倍から4倍ほどに上ったことがビッグデータの分析からわかりました。
NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、2回目の緊急事態宣言が出て初めての土曜日となった9日のの午後6時から10日午前0時までの人の数を分析しました。
その結果、都内の主な繁華街の人出は先月の土曜日、日曜日の平均よりいずれも減少し、多いところでは半分ほどに減りましたが、去年の1回目の宣言時の土日、祝日の平均は大きく上回りました。
このうち渋谷スクランブル交差点は先月の土日と比べて50%ほど減少しましたが、去年の宣言時の2.8倍ほどとなりました。
新宿・歌舞伎町は先月の土日と比べて40%ほど減少しましたが、去年の宣言時の2.5倍ほど、銀座は先月の土日と比べて40%ほど減少しましたが、去年の宣言時の4倍ほど、六本木は先月の土日と比べて10%ほど減少しましたが、去年の宣言時の2.4倍ほどとなりました。
一方、東京都以外の3県では、大宮駅が先月の土日と比べて30%ほど減少しましたが去年の宣言時の2.6倍ほど、横浜駅が先月の土日と比べて20%ほど減少しましたが、去年の宣言時の4.5倍ほど、千葉駅は先月の土日とほぼ同じで去年の宣言時の2.8倍ほどとなっています。
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