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Wednesday, May 12, 2021

〔マーケットアイ〕株式:日経平均は下げ幅縮小、400円超安 株価乱高下に困惑の声 - ロイター

    [東京 12日 ロイター] - 
    <14:15> 日経平均は下げ幅縮小、400円超安 株価乱高下に困惑の声
    
    日経平均は現在前営業日比400円ほど安い2万8100円台半ば。一時前営業日比
720円00銭安の2万7888円59銭で安値をつけたが、その後は下げ幅を縮小する
展開となっている。
   
    下落局面では「日本株だけここまで下がる理由が解せない」(運用会社)と困惑の声
が聞かれた。「日本独自の材料では緊急事態宣言の延長、五輪開催への不安といった心理
面での重しがあるが、既にある程度織り込み済みのはずだ。テクニカル的には3月の安値
(2万8308円57銭=5日)を下回ったため、海外勢中心に売り圧力が一時的に強ま
った可能性がある」(同)という。

    午後2時15分時点での東証1部の売買代金は2兆5376億8900万円。東証3
3業種では、保険業、ゴム製品以外の31業種が値下がり。海運業、石油・石炭製品、鉄
鋼、卸売業などが値下がり率上位となっている。

        
    <13:10> 日経平均は後場下げ幅を拡大、500円超安 アジア株の総崩れを嫌
気
    
    後場の日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比500円超安の2万8100円近辺で
の推移となっている。東証33業種では全業種が値下がり。海運業、鉄鋼、卸売業、石油
・石炭製品、機械などが値下がり率上位となっている。
    
    市場では、加権指数(台湾)       を始めとするアジア株が軒並みマイナス圏とな
っていることが嫌気されているとの声が聞かれる。加権指数は現在6%超安。台湾政府は
11日、感染経路が不明の新型コロナウイルス感染が6件報告されたとして集会の制限を
強化すると発表した。
    
    「アジア株の総崩れを受け、米先物も急落する展開となっている。特に台湾株は昨日
の大幅安をさらに上回る下落率となっており、嫌気されている。台湾はコロナの封じ込め
に成功していると言われていただけに、影響は大きいようだ」(国内証券)との声が聞か
れた。
        
    
    <11:40> 前場の日経平均は続落、米金利・米株市場の先行きに警戒感
    
    前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比169円07銭安の2万8439
円52銭となり、続落した。朝方は堅調に始まったものの、米長期金利、米株市場の先行
きに警戒感が強く、マイナス圏に沈んだ。ただ、時価水準はチャート上の下値目安として
意識されており、中盤から下げ渋った。
    
    11日の米国株式市場は続落。コモディティー価格の上昇や労働力不足を受け、短期
的な価格上昇が長期的なインフレにつながるとの懸念が広がっている。主要株価3指数は
いずれも取引時間中の安値から下げ幅を縮小して引けた。
    
    日本株は前日の急な下げに対する反動もあって自律反発して始まったものの、依然と
して米金利上昇に対する警戒感が強く、マイナスに転じた。ただ、3月5日の安値2万8
308円57銭をはじめ、時価水準では過去に3度下げ止まった経緯があるため、底堅い
との印象もある。実際、買い戻す動きもあり、中盤からは下げ渋りとなった。
    
    市場では「米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて日本株は引き続き米国株式市
場への警戒感を抱きながら動くことになりそうだ」(野村証券・エクイティ・マーケット
ストラテジストの澤田麻希氏)との声も聞かれる。
    
    TOPIXは0.90%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5261
億9700万円だった。東証33業種では、海運業、卸売業、鉄鋼などが値下がりし、上
昇はサービス業など5業種にとどまっている。
    
    個別では、朝高で始まった東京エレクトロン        が続落となったほか、後場立ち
会い時間中に決算を発表するトヨタ自動車        もさえない。半面、指数寄与度が大き
いファーストリテイリング        が上伸した。
    
    東証1部の騰落数は、値上がりが687銘柄、値下がりが1407銘柄、変わらずが
94銘柄だった。
    

    <10:50> 日経平均は下げ渋り、3月5日安値の2万8308円57銭を意識
    
    日経平均は下げ渋り。時間外取引で米株先物が軟化したことで、全般は下振れしたも
のの、3月5日の安値2万8308円57銭が下値の目安として意識され、安値もみあい
となっている。
    
    市場では「3月5日安値をはじめ、過去に3回、時価水準で下げ止まった経緯がある
ことから、徐々に底堅くなっている。この安値をたたき切れないとみるや、先物に買い戻
しが入ったようだ」(国内証券)との声が聞かれた。
    
    
    <10:05> 日経平均はマイナス転換、米金利・FRBの動向を警戒
    
    日経平均は朝方の反発から一転、マイナス圏に沈んでいる。一時200円超安に下落
した。朝方に上昇していた東京エレクトロン        やファナック        、ソフトバン
クG        などもマイナスに転じており、市場では「短期的には米長期金利の動向や米
連邦準備理事会(FRB)幹部の発言を警戒して、株式相場が調整する動きが続きそうだ
」(国内証券)との声が聞かれる。
    日経平均は4月21日や3月24日の安値を下回っており、3月5日安値2万830
8円57銭が次の下値めどとみられている。
    
    <09:09> 日経平均は反発、前日の大幅下落で押し目買いが先行

    寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比103.51円高の2万8712
円10銭となり、反発して始まった。一時200円超高に上昇した。前日の米国株式市場
では主要3指数がそろって続落したが、東京市場は前日に大幅に下落していたこともあり
、押し目買いが先行した。ファーストリテイリングや東京エレクトロンなどが買われ、指
数の押し上げに寄与している。
    
    <08:45> 寄り前の板状況、ソフトバンクGが買い優勢
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、きょう決算発表を控えるソフトバンクグル
ープ        が買い優勢となっている。
    トヨタ自動車        とソニーグループ        、東京エレクトロン        は売り
買い拮抗。ホンダ        、キヤノン        はやや売り優勢となっている。
    指数寄与度の大きいファーストリテイリング        は売り買い拮抗、ファナック<6
954.T>は売り優勢。
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、みずほフィナンシ
ャルグループ        は売り買い拮抗、三井住友フィナンシャルグループ        はやや
売り優勢。
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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