[東京 19日 ロイター] - <16:00> 日経平均・日足は「十字線」、5日移動平均を上回る 日経平均・日足は上下に長いヒゲを伴う「十字線」。厳密に言えば実体部分は値幅が13円23銭の「 陽」となり、気迷いを示す足となった。終値(2万8044円45銭=19日)は5日移動平均線(2万7 961円72銭=同)を小幅に上回った。当面は2万8000円が心理的節目として意識されそうだ。 <15:45> 新興株市場は続伸、マザーズ2%超高 底打ちとの見方が優勢 新興株市場では、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに続伸した。「マザーズは17日ま では年初来安値を更新したが、前日に底打ちしたとの見方が広がっており、個人投資家中心に買い戻しの動 きが活発化している」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズは前営業日比2.11%高。個別では、AI inside 、ジーエヌアイグループ 、QDレーザ などが商いを伴い上昇。バルミューダ 、ウェルスナビ 、I ─ne は下落した。 ジャスダックは前営業日比0.31%高。個別では、シキノハイテック 、クルーズ 、 日本エマージェンシーアシスタンス がしっかり。フルヤ金属 、ホロン 、東洋合成 工業 はさえなかった。 <14:50> 日経平均は安値圏でもみあい、450円超安 値がさ株が安い 日経平均は安値圏でもみあい。前営業日比450円超安の2万7900円台半ばでの推移となっている 。東証33業種では、空運業、ゴム製品、精密機器などの5業種が値上がり。パルプ・紙、機械、鉱業、ガ ラス・土石製品などの28業種は値下がりとなっている。個別ではファーストリテイリング 、ソフ トバンクグループ が軟調で、2銘柄で日経平均を約156円押し下げている。 市場では「値がさ株を中心に売られる展開となっているが、物色面を見る限り景気敏感セクターの一角 は買われている。経済活動の再開期待で今後戻ることを見据えて買い戻す投資家もいる。マーケットでも見 方が分かれているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:06> 日経平均は節目挟む動き、FOMC議事要旨後の相場に関心 日経平均は心理的節目の2万8000円を挟んだ動きとなっている。きょうは米連邦公開市場委員会( FOMC)の議事要旨(4月27・28日開催分)の公表を控えており、市場では、公表後の米金利や株価 の反応を見極めたいとの声が聞かれる。目新しい材料が出るとは見込まれていないが「短期的には、インフ レ懸念を投機の材料にされるリスクがくすぶる」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は反落、米株安を嫌気 前日の反動も 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比398円75銭安の2万8008円09銭となり、反落 した。米株安の流れで朝方に安く始まった後、いったんは持ち直す場面もあったが、持続しなかった。 前日の米国株式市場は、ダウ工業株30種 とS&P総合500種指数 、ナスダック総合<. IXIC>の3指数がそろって下落。米住宅着工件数が市場予想を超える落ち込みとなったほか、原油価格が下 落し、関連銘柄の下げが重しになった。 日本株は、米株安に加え、前日の大幅高の反動もあって安く始まり、日経平均は一時2万8000円を 割り込み、下げ幅を500円超に拡大した。その後は好決算銘柄を中心に押し目買いが入り、一時2万82 00円台に持ち直したが、前引けにかけて再び2万8000円付近に押し返された。 市場では「米金利動向や国内の新型コロナウイルスワクチン接種の先行きが見えにくい中で、様子見の 向きが多い」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。 TOPIXは0.71%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1858億2500万円だ った。東証33業種では、パルプ・紙や機械、石油・石炭製品の下げが目立った一方、海運、ゴム製品、精 密機器など6業種が上昇した。 日経平均寄与度の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ は下落し、 2銘柄で指数を120円程度押し下げた。一方、スズキ や中外製薬 は上昇した。 東証1部の騰落数は、値上がりが760銘柄、値下がりが1309銘柄、変わらずが121銘柄だった 。 <11:10> 日経平均は戻り弱い、押し目買い意欲「確認」で底堅さも 日経平均はマイナス圏でもみあい。2万8200円まで持ち直す場面もあったが、その後は2万800 0円台前半に押し戻されている。 日経平均は前日に大幅高となったこともあって利益確定売りが先行したが、市場では「きょうは上昇一 服となっているが、前日の上げをみても押し目買い意欲は確認された。底堅さもありそうだ」(国内証券) との声が聞かれた。 <09:55> 日経平均は下げ渋り、好決算銘柄を中心に押し目買い 日経平均は下げ渋り、徐々に戻す展開となっている。寄り後に500円を超す大幅な下げとなったもの の、目新しい材料が見当たらないため、それ以上に下値を探る動きになっていない。好決算銘柄を中心に押 し目買いが入り、いったん割り込んだ2万8000円を回復し、前日比300円安前後の水準で推移してい る。 材料難の中で明確な方向性が見いだせないでいるが「(米国の)テーパリングがいつ始まるかの警戒感 が残る。その意味で、当面は米高官の発言が注目材料になりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、指数寄与度が大きい銘柄が下げを先導 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比375円62銭安の2万8031円22銭となり、 反落。その後下げ幅は500円を超えた。前日に大幅高した反動に加え、米国株安を嫌気し幅広く売られて 始まった。ファーストリテイリング 、ソフトバンクグループ などが売り気配でスタートす るなど指数寄与度が高い銘柄が下げを先導する格好となっている。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタなど主力銘柄に売り優勢目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ 、三菱UFJフィナンシャル・グループ<830 6.T>など主力株で売り優勢の銘柄が目立つ。その中で、ソニーグループ は買い優勢。指数寄与度の 大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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