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Sunday, July 18, 2021

宇宙旅行、大富豪が火花…22年にも商業飛行本格化 - auone.jp

 【ニューヨーク=小林泰明、ワシントン=船越翔】宇宙旅行の事業化に向けた競争が加速している。米アマゾン・ドット・コム、米テスラ、英ヴァージン・グループの創業・経営者3人が先行し、2人は今月までに自ら宇宙飛行を済ませる。一般客を乗せた商業飛行が2022年にも本格化する見通しで、宇宙は身近になりつつある。

 「言葉では言い表せない、美しい地球が広がっていた。将来、多くの人が宇宙に行けるようにするのが私たちの役目だ」。今月11日、航空会社などを傘下に持つ英ヴァージンを率いるリチャード・ブランソン氏(70)は、約1時間の飛行を終えて感慨深げに語った。新型宇宙船「スペースシップ2」の試験飛行に搭乗員として参加し、3人の中で宇宙一番乗りを果たした。

 22年の商業運航の開始を目指す。搭乗チケットは1枚あたり最大25万ドル(約2800万円)で、すでに600枚の予約が入っている。

 米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏(57)は20日、自身が設立した米ブルーオリジン社による初の有人飛行に参加する。宇宙船は打ち上げ後、高度約100キロ・メートルを超え、数分間、無重力を体験した後にパラシュートで着陸する計画だ。オークションを通じて一般の乗客の参加を募り、今回はオランダの男性(18)らも同乗する。同社は「有料の利用客が乗り、商業運航の始まりだ」と強調する。

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