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Friday, January 7, 2022

再送-NY外為市場=ドル6週ぶりの大幅な下げ、米雇用統計受け - ロイター (Reuters Japan)

(第5段落の表現を明確にして再送します。)

終盤のニューヨーク外為市場ではドルが下落。2018年2月撮影(2022年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが下落。1日当たりの下落率が6週ぶりの大きさとなった。12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを受けた。

ドル指数は0.546%安の95.734。下落率は新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念が高まった11月26日以来の大きさとなった。ただ週間ではわずかに上昇する見込み。週間での上昇は3週ぶりとなる。

米労働省が7日発表した2021年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万9000人増と、市場予想の40万人増を下回った。労働力不足が重しとなった。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が混乱する中、短期的には雇用の伸びは緩やかな状態が続く可能性がある。

同時に、12月の失業率は22カ月ぶりの低水準となる3.9%と、前月の4.2%から改善し、労働市場がタイトな状態になっていることが示された。市場予想は4.1%だった。

雇用統計を受け、今後数年間の米短期金利の期待を示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、3月会合で利上げが決定される確率は一時約90%となった。前日は80%だった。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は「非農業部門雇用者数は市場予想に届かなかったかも知れないが、それは米連邦準備理事会(FRB)にとって重要ではない。今回の結果はFRBのタカ派的傾向を正当化したと考える。今後はタカ派的発言を実際に実行に移すかどうかを見極める必要があるが、3月または5月に利上げを開始する可能性が高まっている」と述べた。

ユーロは0.62%高の1.1361ドル。欧州連合(EU)統計局が7日発表した12月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が5%となったが、ユーロへの影響は限定的だった。その後に発表された米雇用統計を受け強含んだ。

日本円は対ドルで0.22%上昇し115.59円。

ポンドは0.47%高の1.3592ドル。3週連続で上昇する見込み。IHSマークイット/CIPSが7日発表した12月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は54.3と、3カ月ぶりの低水準だったが、影響は乏しかった。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.96%安の4万1822.60ドル。一時4万0600ドルと9月22日以来の安値を付けた。イーサは6.27%安の3194.51ドルと3日続落。一時10月1日以来の安値を付けた。

ドル/円 NY終値 115.55/115.58

始値 115.78

高値 115.92

安値 115.52

ユーロ/ドル NY終値 1.1359/1.1363

始値 1.1303

高値 1.1364

安値 1.1293

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