2022年は「物価の高騰に明け暮れた1年だった」と振り返る人も多いことでしょう。とくに子育て世代にとっては、家計を直撃する食品や日用品の相次ぐ値上げに頭を抱えたのではないでしょうか。ただ残念ながら、この傾向は2023年も続きそうです。
食品で1月から値上げされる商品は?
世界的な原料価格の上昇や、国内外の物流費、包装資材費、動力燃料費、海上運賃等の上昇が食品価格に影響。その結果、パンなどの小麦粉製品や缶詰、米菓など私たちの暮らしになくてはならない食品が大幅な値上げとなっています。
山崎製パン
山崎製パンは、2023年1月1日出荷分より、薄皮つぶあんぱん、薄皮クリームパン等「薄皮シリーズ全7品」の内容量を、5個から4個に変更。価格は据え置きとなりますが、実質値上げとなっています。
ニップン
ニップンは、2023年1月4日納品分より、家庭用お好み焼き粉、 唐揚げ粉、パスタソースなど69品目を値上げします。
・「家庭用ミックス」約2〜6%値上げ
・「家庭用パスタソース、ラザニエセット類」約2〜3%値上げ
・「家庭用食品類」約5〜17%値上げ
昭和産業
小麦粉メーカーの昭和産業は、家庭用プレミックスの製品価格を改定し、2023年1月4日納品分より約2〜15%値上げ。主な値上げ内容は以下の通りです。
<値上げ商品リスト>※価格は希望小売価格(税別)
・「天ぷら粉黄金 (450g)」330円→341円
・「おいしく焼ける魔法のお好み焼粉 (400g)」385円→394円
・「SHOWAホットケーキミックス(200g×3)」443円→460円
はごろもフーズ
はごろもフーズは、シーチキン等の製品の価格を改定し、2023年1月4日納品分より計65品で4.8〜25.0%値上げします。
<主な対象商品>
・「まぐろと天然水だけのシーチキン純(70g)」
・「オイル不使用シーチキンL(140g)」
・「オイル不使用シーチキンLフレーク(70g)」
・「オイル不使用シーチキンマイルド(70g)」
・「素材そのままシーチキンLフレーク(70g)」
・「素材そのままシーチキンマイルド(70g)」
・「食塩不使用シーチキンLフレーク(70g)」
・「食塩不使用シーチキンマイルド(70g)」
・「シーチキンL(140g)」
・「シーチキンL(90g)」
・「シーチキンLフレーク(140g)」
・「シーチキンマイルド(140g)」
・「シーチキンLフレーク(70g)」
・「シーチキンマイルド(70g)」
・「シーチキンPLUS 各種」
・「シーチキンマヨタイプしょうゆ風味」
・「シーチキンとろ 各種」
・「サラダシーチキン」
・「はごろも煮 各種」
亀田製菓
亀田製菓は、2023年1月30日出荷分より米菓製品の価格改定および内容量変更を実施します。
<価格改定対象商品(想定改定率:5%~11%程度) >
・「手塩屋ミニ」
・「ソフトサラダ」
・「こつぶっこ」
・「あげころ餅」
・「技のこだ割り」
・「技のこだ割り 旨辛とうがらし」
・「亀田の4種せん」
<内容量変更対象商品(変更率:5%~13%程度)>
・「亀田の柿の種6袋詰」190g→180g
・「亀田の柿の種6袋詰」182g→172g
・「減塩 亀田の柿の種6袋詰」173g→164g
・「亀田の柿の種 わさび6袋詰」173g→164g
・「亀田の柿の種 梅しそ6袋詰」173g→164g
・「ハッピーターン」108g→96g
・「ハッピーターン」90g→79g
・「ハッピーターン」32g→28g
・「減塩 ハッピーターン」95g→83g
・「手塩屋」9枚→ 8枚
・「サラダうす焼」85g→80g
・「サラダうす焼」28g→26g
<価格改定および内容量変更対象商品>
・「揚一番※1」138g→100g
・「亀田のカレーせん※1」18枚→15枚
・「海苔巻せんべい※2」10枚→12枚
※1 価格改定(引き下げ)、内容量を減量しています。
※2 価格改定(引き上げ)、内容量を増量しています。
味の素
味の素は、2023年1月1日納品分より、家庭用「味の素®」、「うま味だし・ハイミー®」およびアミノ酸含有食品「アミノバイタル®」の出荷価格改定を実施。改定による値上げ幅は、全体で約2~16%となります。
<価格改定対象製品>
・「味の素®」「うま味だし・ハイミー®」計7品種
「味の素®」4品種 (50g袋、100g袋、400g袋、「アジパンダ®」瓶70g)
「うま味だし・ハイミー®」3品種 (35g袋、75g袋、65g瓶)
・「アミノバイタル®」計7品種
「アミノバイタル® クエン酸チャージ」ウォーター20本入箱
「アミノバイタル®」ゼリードリンク 6品種 (マルチエネルギー®、アミノ酸&クエン酸チャージ、ダイエットエクササイズ、ガッツギア® マスカット味、ガッツギア® りんご味、SUPER SPORTS)
ティッシュペーパーなどが値上げ
ティッシュペーパーは、大王製紙・王子ネピアの大手2社がともに20%以上の値上げを実施。ここでも原材料価格、燃料価格、物流経費等の高騰に加え、急激な円安進行が大きな影を落としています。日常生活に欠かせないものだけに、大きな痛手です。
大王製紙
エリエールブランドを展開する大王製紙は、2023年1月21日出荷分より、ティシュー、 トイレットペーパー、 キッチンタオル、ペーパータオル他、家庭用・業務用紙製品全品を、現行価格より20%以上値上げします。
王子ネピア
王子ネピアも大王製紙と同様に、2023年1月21日出荷分よりネピアブランドのティッシュ、 トイレットロールなど家庭紙製品全品の値上げを実施。値上げ幅は現行価格より20%以上となります。
日用品・衣類、その他サービスの値上げは?
多くの人にとって身近なアパレルブランドの1つであるユニクロも、1月以降での値上げを発表しています。ファストファッションの代名詞とも言える同社の値上げに、衝撃を受ける人も多いのではないでしょうか。
また、私たちの重要なインフラの一つであるガス料金も、値上げが予定されています。
ユニクロ
ユニクロは、2023年1月中旬〜、春夏向けの一部商品を対象に値上げを行います。
<対象商品例>
・「感動ジャケット 」
・「エアリズムUVカットメッシュパーカ」
・「ウルトラストレッチカラージーンズ」
それぞれ1,000円の値上げが予定されています。
なお、同社は2022年の秋冬商品でもフリースやウルトラライトダウン、ヒートテック(極暖・超極暖)、カシミヤセーターなどの価格改定を行なっており、値上げ基調が続くかたちとなります。
シヤチハタ
シヤチハタは2023年1月1日受注分より、ネーム印関連、データネーム関連、Xスタンパー関連の一部、部品、事務用品、ファーバーカステル関連、スタンプラリー、記念スタンプ関連などの一部商品の価格を改定。平均約15%増(部品を除く)の値上げを実施します。
ガス
私たちの主要な生活インフラの一つである「ガス」も値上がりします。大手3社はこのほど、2023年1月分の料金を公表。東京ガスは標準的なモデル料金を22年12月比285円高の7,035円、大阪ガスは334円高の7,397円、西部ガスホールディングスは189円高の7,797円と見込んでいます。
なお、大手電力会社の2023年1月料金は全社横ばいとなります。
車検
2023年1月より、車検など検査手続きに関する手数料が値上げとなります。国土交通省が2023年1月に導入予定の自動車検査証の電子化などに伴う経費の増加に対応するためのものです。
新規検査で、完成検査修了証の提出がある登録車・軽自動車は窓口申請が1,500円、電子申請が1,300円と、それぞれ300円の値上がりとなります。
継続検査では、保安基準適合証の提出がある登録車・軽自動車は窓口申請が1,400円、電子申請が1,200円と、それぞれ200円の値上がりです。
また、自動車検査証の再交付費用は、1件当たり50円値上がりし350円などとなっています。
まとめ
相次ぐ値上げに悲鳴を上げた2022年。残念ながら2023年も、見通しはかなり厳しいものとなりそうです。
今回レポートした1月の値上げを見ても、人気のヤマザキ「薄皮シリーズ」や、はごろも「シーチキン」、うまみ調味料、ティッシュ類やユニクロなど、私たちの暮らしに深く浸透したものばかり。その影響はとても大きなものです。
今後、何がいくら値上げとなるのか。引き続き、情報のこまめなチェックが必要となりそうです。
(マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
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December 25, 2022 at 04:18PM
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