パンやパスタ、スイーツなど、小麦粉ラバーの皆さん。 いまや、日本では米よりパン派の方が優勢で、街で何か食べようとすると、小麦粉を避けては通れません。 ヨーグルトだけで腸活? それ、間違っています! でも残念ながら、いま当たり前のように口にしている小麦は、皆さんの腸と脳、そして地球環境にダメージを与えることをお伝えしなければなりません。 健康意識の高いアメリカでは、グルテンフリーは常識となっています。
まず、身体への影響について。 小麦に多く含まれるタンパク質、グルテンは腸と脳に影響を与えます。 特に現代の小麦は品種改良され、モチモチ感を高めた結果、古代種と比べて極めて高グルテンとなっています。 グルテンは、グルテンアレルギーを持っている人だけの問題ではなく、その感受性によって、万人に影響を及ぼす可能性があります。
1. 腸の炎症とアレルギーを起こす
腸には、病原体やアレルギー物質を通さないよう、防御壁がありますが、グルテンは、この防御壁の扉を開けるカギ(ゾヌリンという物質)を使って、普段は堅いはずの扉を簡単に開門させてしまいます。 これが、腸の炎症による「腸漏れ症候群(リーキーガット症候群)」を起こす原因のひとつ。本来入ってはならない外の世界のモノどもが簡単に体内に侵入してくるので、免疫細胞が慌てて攻撃を仕掛け、アレルギーや炎症を引き起こすのです。
2. 脳に与えるリスク
グルテンは、脳に対してもさまざまな影響が指摘されています。 もし、いま現在、脳にモヤがかかったような感じがあったり、気分の不調に悩まされていたら、ちょっと食生活を見直してみて下さい。 ・依存や中毒、眠気など 遺伝子配列の違いから古代種と違って現代の小麦に含まれるグルテンは消化が難しいとされています。消化力や影響には個人差がありますが、半分消化されたペプチドという状態のままストップすることがあります。これが吸収され、脳の関所を突破して脳内に入ると、麻薬であるモルヒネが作用するのと同じ受容体を刺激することがわかっています。 症状としては慢性的な疲労感の原因となり、小麦製品を食べた後には眠気や集中力の低下、「また食べたい」という強い渇望が引き起こされます。気分のアップダウンにも関連している可能性があります。 ・小脳失調や発達障害など 京都大学の研究では、原因不明とされてきた小脳失調のうち、36%でグルテンへの抗体が陽性で、この抗体が陽性であると、運動神経障害や軽度の認知症状を引き起こしやすいことも指摘されています。(※Intern Med.2006;45(3):135-40) また、発達障害を専門に研究と検査を行う米国のグレートプレインズラボラトリーのウィリアム・ショー博士は、自閉症や注意欠陥性多動性障害の子どもの多くにグルテンの影響があるとも指摘して、グルテンフリーをスタンダードな治療食としています。 さらに、国産でもオーガニックでもない小麦には、除草剤の残留がある可能性があります。 農林水産庁の調査では、アメリカ産には97%、カナダ産には100%、除草剤の残留があったとされています。しかも、ヘルシーとされる「全粒粉」の方が、この残留は多くなります。 大量生産される小麦栽培に使われる化学肥料や農薬は、気候変動や生物多様性の減少など、環境負荷の原因にもなります。
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August 22, 2021 at 10:15PM
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