ひじきの製造工程で出る規格外品を有効に活用しようと、県立明野高校生活教養科調理コースの3年生21人が、ひじき入り小麦粉を開発した。19日に同校で発表会があり、生徒たちが作った黒光りする小籠包（ショウロンポウ）やギョーザ、マドレーヌなどが並んだ。【小沢由紀】
新商品は、粉末にしたひじきを県産の小麦粉と混ぜた。伊勢市の穀物・あられ製造会社「南勢糧穀」と、明和町の海藻加工・販売会社「辻丈蔵商店」と協力し、9月に開発に着手した。
同校の料理・菓子班は、小麦粉に混ぜるひじき粉末の割合を検討。マドレーヌや小籠包など菓子やおかずの試作を繰り返し、「ひじき粉末の割合が多いと苦みが出てしまう」として最終的に5％に決めた。また、商品を使ってもらいやすいよう、シュークリームやドーナツ、肉まんやたこ焼きなどのオリジナルレシピを考案。パッケージのQRコードを読み込むと閲覧できるよう工夫した。
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December 22, 2023 at 12:07PM
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ひじき入り小麦粉開発 明野高3年生、規格外品活用 地元企業と協力 小籠包、マドレーヌに ／三重 - 毎日新聞
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