【第1部】日経平均株価は前日比255円33銭安の2万9408円17銭、東証株価指数(TOPIX)は7.63ポイント安の1894.85と、反落して取引を終えた。買いが先行して取引が始まった後、米国株先物の下落を受けて輸出関連株を中心に売られた。
61%の銘柄が値下がりし、値上がりは34%。出来高は12億9267万株、売買代金は2兆6132億円。
業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業などが下落し、医薬品、建設業、その他金融業は上昇した。
個別ではソフトバンクGが売りに押され、ファーストリテは下げ足を速めた。ソニー、東エレクが安く、アドバンテスも下落。トヨタが小甘く、ホンダ、SUBARUも値下がりした。JALが大幅に下げ、JT東海も軟化し、OLCは弱含んだ。半面、キーエンスが買われ、SUMCOは堅調だった。武田、第一三共はしっかり。マネックスGは大量の買いで急伸した。
【第2部】小幅安。ユニバンス、Abalanceが売られた。REMIXは反発。千代化建は続伸。出来高2億1922万株。
▽高値と安値681円の差
2日の東京株式市場は乱高下に見舞われた。日経平均株価の朝方に付けた高値と午後の安値の差は681円と大きかった。
朝方は前日の米国株高を好感して幅広い銘柄が買われたが、米国株先物が時間外取引で下落すると、東京市場では買い注文が減少する一方、売り注文は急激に増え、値下がりに転じる銘柄が相次いだ。米国の景気や株価と連動性の高い電子部品や産業機械など輸出関連銘柄の値下がりが目立った。
日経平均は朝方に買いが優勢となる場面でも節目の3万円に届かなかった。市場関係者から「3万円に近い日経平均を割高とみる投資家が多く、当面の利益を確保する売りが出やすい」(インターネット証券)との指摘があった。
225先物は朝方に付けた3万0010円を天井に、午後は2万9310円まで売られた。オプション3月きりは先物の下落からコールが軒並み売られ、プットは総じて堅調だった。(了)
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