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東京株式相場は続伸。米経済指標の堅調さなどで景気回復への期待が強まっている。銀行や保険などの金融、自動車、化学、機械などの景気敏感株を中心に幅広い業種が買われている。原油高も海運や鉱業、石油・石炭などエネルギー関連株に追い風となっている。
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市場関係者の見方
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト
- 先週末の欧米のPMI(購買者担当指数)の結果が良く、景気回復期待でいったん買いが入っており、きょうは自動車も堅調というところをみると、景気敏感な業種が幅広く買われている印象
- 今週は材料が乏しく、米国のインフレ懸念などの材料消化が続き日経平均2万8000円台根固めしてる動き、6月に入ってからの米雇用統計や米サプライマネジメント協会(ISM)の指数などで景気の強さを確認しながら、インフレが一時的なのかを確認する流れになるだろう
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- テーパリングは早めにと述べたフィラデルフィア連銀総裁の発言はこれまで言及してきたことで驚きはないが、材料が乏しいなかでインフレ懸念とそれに伴うテーパリングリスクへの警戒が出ている
- PMI指数は欧米ともに強く、良いことはこれでも織り込んできているが、コストプレッシャーが高くなっており良い面だけでなく悪い面も投資家は見始めている
東証33業種
上昇率上位 | 海運、鉱業、空運、銀行、石油・石炭、鉄鋼、保険、卸売業、繊維製品、輸送用機器 |
下落率上位 | 医薬品、情報・通信、小売業、証券・商品先物 |
背景
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