24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。午前終値は前週末比58円87銭(0.21%)高の2万8376円70銭だった。前週末に発表された欧米の企業景況感が大きく改善したことを手掛かりに自動車や鉄鋼、海運といった景気敏感株の一角に買いが入った。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が一段と進展するとの観測も支援材料となった。買い一巡後は利益確定の売りに押され、伸び悩んだ。
朝方は売りが先行していた。前週末にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が反落したほか、暗号資産(仮想通貨)のビットコインが急落したことが重荷となった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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